初雪の日に考える、田舎で移住者に求められていること

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2017年の初雪、ウィンターシーズン2年目

昨夜から雪が降りまして、

今朝は、一面、真っ白。

 

まだ、ノーマルタイヤだったので、

本日は、スタッドレスに履き替えに。

 

確か、去年は、12月は積もらなかったんですがね。。。

 

 

移住者の定番の会話

で、本日、喫茶店に行きました。

そう、スタッドレスに履き替えに

車をガゾリンスタンドに預けている間に。

 

徒歩圏の喫茶店に行き、コーヒーとケーキを頼み、

夫婦仲良くPCを広げて、猛烈に仕事(笑)

 

その喫茶店の店主ご夫婦も移住民らしく、

移住した頃の話題をされていました。

 

「雪が珍しくて、雪合戦をしていたけど、

ご近所の人に、すぐに珍しさよりも、嫌さが先に立つと言われた」と。

 

まあ、こういった会話は、

移住者の間では、いたってよくあります。

 

移住した頃は、こうだった。

きっと、あなたもこうでしょう。とか。

 

移住者同士、頑張りましょう、的な。

 

 

本音かどうかは別にして、移住者に求められていること

移住者同士、確かに分かり合えることもあると思うし、

共感できることも多々あると思うんですが、

 

移住した意義を考えると、

移住者だけで連んでいても仕方ない。

 

で、先祖代々、地元民という方々とも関わりを持つ。

そうすると、出てくる話題に、

移住者へのグチ的なものも混じります。

特に、お酒の席になるとね(笑)

 

地元との人が、特に活性化などに熱心な方が

移住者に望むことは、一言で言うなら、

 

「仕事ができる」

 

ということに尽きると感じます。

 

感情は脇に置いて、他者とコミュニケーションが取れる。

移住者だからこその、風を吹き込ませることができる。

あわよくば雇用を生み出せる。

 

まあ、こういったことが

全員じゃないですが、多くの地元民が望むこと。

 

言い換えるなら、

・都会の暮らしに疲れたから

・人間関係の煩わしさから逃れたいから

・のんびり田舎で暮らしたいから

・資本主義社会と違うところで暮らしたいから

などなどの「逃げ」的なスタンスでは、

田舎に来ても、歓迎はされないでしょう。

 

まあ、住民税や区費を払ってくれるという程度は

歓迎されるかもしれませんが・・・

 

私、菊池の狭い、個人的な経験からのことですが、

結局のところ、歓迎されるのは、

 

「環境に適応して、生み出せる人」

 

なんだと思います。

 

つまり、田舎の方が、都会より暮らしやすいとか、

田舎の方が、力量が少なくても活躍できるとか、

そんな幻想はない、ということかと。

 

maniaque

1973年青森生まれ、兵庫県姫路育ち。京都、仙台、福山、東京と居を移しながら、写真家、書店員、企画職のビジネスマン、経営コンサルタントなどを経て、2007年に起業。2015年に妻と京都丹波に居を移す。そこから会社は東京、住居は京都丹波という2拠点生活に。現在は、会社経営、顧問、共同代表など色々な仕事に関わる。

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